多様な薬

感染症は病原微生物の感染によって起こり、その種類は細菌や真菌、ウイルスといったものが存在します。
感染症にかかった時は、感染した種類を特定することで最適な治療薬を使用するため、ウイルスでは抗ウイルス薬、細菌では抗菌薬と呼ばれる抗生物質を使用します。
有効成分バラシクロビルを含んだヘルペスの薬であるバルトレックスはこうした治療薬の中で特殊な存在となっており、適応する病原体はヘルペスウイルスのみとなっています。
人に感染するヘルペスウイルスは、知られているだけで8種類が存在し、代表的な病気に単純ヘルペスウイルス1型の口唇ヘルペス、単純ヘルペスウイルス2型の性器ヘルペス、水痘・帯状疱疹ウイルスの水疱瘡などがあります。
ヘルペスとは水ぶくれのことを指しており、ウイルスに感染すると体の様々な部位で水疱や発疹を発生させます。
1度でも発生すると1つや2つでは済まず、幾つもの水ぶくれを作り、破れるとかさぶたを作って1~2週間ほどで治るようになります。
ヘルペスウイルスは感染力が強く、誰にでも感染するものですが、普段は免疫力によって抑えられています。

しかし、疲労や何かしらの理由で免疫力が低下すると、突然暴れ出して広範囲に水ぶくれを作るようになります。
場合によっては発熱や痛みなどの症状も伴うため、適切な治療が必要となってきます。
こうした症状に適応するのがバルトレックスとなっており、およそ1週間も服用すれば症状は治まるようになります。
ただし、ウイルスは活性化したものと、隠れて体内に潜んでいるものがおり、バルトレックスなどの抗ヘルペスウイルス薬は活性化したものにしか作用を示すことができません。
そのため、完治は難しいとされており、再発したら再び服用する必要があります。
バルトレックスは比較的副作用の少ない飲み薬となっているので、再発予防に利用しやすい薬となっています。

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